■ 製品の可能性

モノを包み、保管し、移動させるという基本的な役割を担い、それに必要な機能を要求される産業用包装資材の業界においても、市場のニーズは確実に、地球環境の保全という新しい文明へのトレンドに収斂するように変化しているのです。その傾向は大別して、@外容器と内容器が分離・独立し、省資源と安全・衛生面での配慮を強める傾向、A小容量化とハンドリング性を重視した末端消費者志向を強める傾向、B容器・包装システムとして捉え、システム全体としての環境に与える負荷軽減を志向する傾向に別けられます。ここでは、製品の持つ潜在的な可能性を考えてみます。


■ 特性と効用

1.省資源、環境負荷の軽減効果
・形状がシンプルで肉薄であり、従来の容器と比較して使用樹脂量を減らせる。
・使用後の廃棄、残留物排出が容易であり、廃棄物の減量化を進めることができる。
・オレフィン系樹脂を使用することにより、焼却時の塩素ガスの発生を減らせる。

2.作業効率の改善効果
・スタンディング性があるために安定しており、外容器のリターナブル化が可能となる。
・把手が付くことによるハンドリング性とそのことによる持ち運び・作業性が向上する。
・排出口からの空気の逆流現象がなく、内容物の高速排出と残留液の削減が可能となる。

3.コスト削減効果
・使用樹脂量が少なく、大量生産が可能な二次加工技術による製造コストの削減。
・多面体構造のために外容器との密着度が高く、容積効率の高い内容器となる。
・軽量・コンパクトでスペース効率が高く、運送費などの流通面でのコストを減らせる。

4.その他
・環境問題への取り組みを経営の重要な課題とした企業姿勢・イメージの創出効果。
・容器内面のクリーン度が高く、コンタミネーションの観点からも衛生的な容器となる。
・内容物保護、ガスバリア性の強化などに最適なフィルム素材を選択出来る二次加工技術。
 

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